バルセロナがMFイライクス・モリバをトップチームの練習に参加させていないことが話題となっている。
先にプレシーズンを開始したバルセロナのトップチームだが、昨季同チームの練習に参加することを常としたイライクスは呼ばれず。11日より始動する本来の所属チームであるバルセロナBで練習に取り組む予定となっている。
イライクスがトップチームに呼ばれていない理由。それは契約延長のオファーに断りを入れたためだ。バルセロナはイライクスが2022年まで結ぶ契約を延長しない限りはトップチームに組み込む考えがないとみられている。
スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、イライクス側はバルセロナのこの対応に驚きを隠せない様子。今回のように最初の申し出を拒否することは、契約延長交渉においてよくあることのためだ。イライクス側はクラブが提示した契約条件と自分たちの希望に開きがあることは認めつつも、最終的に合意することを見込んでいるという。
また『ムンド・デポルティボ』曰く、これに対してバルセロナは危機的な財政状況によって、全選手が年俸面で妥協することが必要と訴えている模様。モリバについては、クラブと代表チームですでに居場所を手にするMFペドリとDFロナルド・アラウホを上回る年俸を支払えないことを強調しているようだ
バルセロナはもしイライクスが契約延長に最後まで応じない場合には、今夏の移籍市場で売却する方針と報じられている。


