バルセロナに、また新たな宝石が出現した。MFギジェ・フェルナンデスがバルセロナのBチーム、バルサ・アトレティックの最年少出場記録を更新したのだ。
3月31日にプリメーラ・フェデラシオン(スペインリーグ実質3部)第30節オサスナB戦に臨み、3-2の逆転勝利を果たしたバルサ・アトレティック。同チームを率いるラファ・マルケス監督はその試合の80分にU-16チーム所属のギジェをデビューさせている。
ギジェは15歳287日でのBチームデビュー。FWラミン・ヤマルを10日間上回り、最年少デビューの新記録を樹立した。
バルセロナの下部組織で6年間過ごしているギジェは、同クラブらしいプレービジョンとテクニックに優れたMFだが、それだけでなくフィジカルにも恵まれ、強烈なシュートも武器にしている。
ギジェはトップチームの練習にも参加した経験があり、チャビ・エルナンデス監督も、もちろんその存在は把握している。トップチームの最年少デビュー記録はヤマルの15歳290日となっており、ギジェがそれを塗り替えることは不可能だが(ヤマルはトップよりBチームデビューの方が遅かった)、今季中にチャビ監督に登用される可能性もあるかもしれない。
