Xavi HernandezGetty Images

グラナダと分けたバルセロナ、チャビ「私たちは勝利に値した。勝ち点1では不十分だ」「B・サラゴサが弾丸なのは知っていた」

8日のラ・リーガ第9節、バルセロナは敵地ヌエボス・ロス・カルメネスでのグラナダ戦に2-2で引き分けた。チャビ・エルナンデス監督は試合後、自分たちが勝利に値したことを強調している。

バルセロナはキックオフ直後、MFガビがボールを失ったことをきっかけにしてFWブライアン・サラゴサの先制点を許し、29分にも同選手にゴールを決められて2点のビハインドを負う。前半アディショナルタイムにFWラミン・ヤマルのラ・リーガ史上最年少得点を記録し、85分に途中出場MFセルジ・ロベルトが同点弾を決めたものの、逆転はできず勝ち点1を分け合っている。

チャビ監督は試合後、自チームのパフォーマンスが勝ち点3にふさわしいものだったと話している。

「私たちは完全に試合を支配し、チャンスを生み出していた。もっと良い結果に値したはずだ。だが開始30秒でミスがあってその時点でビハインドを負い、追加点まで許してしまった。それでもそこから奮闘して、私たちは勝利に値した。勝ち点1では不十分だ」

「失点後、私たちはフットボールをしっかり行なっていたし、感覚的には良かった。フットボールについては良い調子だ。しかし、あまりにも失点を許し過ぎている」

後半アディショナルタイムには右サイドのクロスからFWジョアン・フェリックスがヘディングシュートを決めたが、オフサイドポジションのFWフェラン・トーレスがプレーに関与していたとしてゴールが認められなかった。

「第四審判はフェランがボールに触っていたと言っていたが、そうではなかった。彼はプレーに干渉していなかったし誰の邪魔もしていなかった。またコインの裏が出てしまったということだ」

その一方、DFジュール・クンデを圧倒的なスピードとドリブル技術で翻弄するなど、衝撃のプレーで2得点を決めたブライアン・サラゴサについては、驚きを感じていない様子だ。

「別に驚きはない。私たちは相手の分析をしていたし、彼が弾丸なのは知っていた。チームが彼のプレーを支えていることもね」

またラ・リーガ最年少得点記録を16歳と87日に更新したヤマルについては、歴史的ゴールを決めたことを喜んでいる。

「私にしても16〜17歳で選手として信用された……。彼の歴史に残るゴールをうれしく思っている。ラミンは私たちの助けになってくれるし、今日は大切なゴールを決めてくれたね」

連勝を逃したバルセロナは勝ち点を21から伸ばせず、首位レアル・マドリーに勝ち点3差、2位ジローナに勝ち点1差をつけられている。

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