8日のラ・リーガ第20節、バルセロナは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦を1-1で引き分けた。
ラ・リーガ前節マジョルカ戦(1-0)、コパ・デル・レイのリナレス戦(2-1)と連勝中のバルセロナ。今季初の3連勝目指すこの一戦の相手は、ここ6試合負けなしと調子を上げるロベルト・モレノ監督率いるグラナダだ。R・モレノ監督はルイス・エンリケ現スペイン代表監督の元アシスタントで、バルセロナで選手だったチャビ監督と日々を過ごしている。
チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFダニエウ・アウヴェス、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFニコ、ブスケッツ、ガビ、FWデンベレ、ルーク・デ・ヨング、ジュグラを先発として起用。前半はいつも通りボールを保持しながら決定機創出を目指すが、手堅く守るグラナダ相手に苦戦して、スコアレスのまま試合を折り返す。
後半も攻めあぐねるバルセロナは、かてて加えて53分にエリック・ガルシアが負傷してチャビ監督はラングレを投入。逆境が続いたが、57分にルーク・デ・ヨングの2試合連続弾が決まる。オランダ代表DFはD・アウベスの上げたクロスから、代名詞とも呼べるヘディングシュートでネットを揺らした。
先制したチャビ監督は、L・デ・ヨングとジュグラを下げてアブデ、メンフィスを投入。そのまま追加点を決めたいところだったが、80分にはコジャドに厳しいスライディングタックルを仕掛けたガビがレッドカードで退場に。以降、バルセロナはグラナダの反撃に苦しみ、89分に失点……。CKから、ファーに流れたボールをプエルタスに押し込まれた。
バルセロナは結局1-1のまま試合終了のホイッスルを迎え、またも今季初の3連勝を逃すことになった。バルセロナはラ・リーガで、勝ち点32で暫定で6位につけている。




