Raphinha Barcelona 2023-24Getty

バルセロナ、確かな強さを示してヘタフェに4発快勝!暫定でジローナを抜いて2位浮上…首位レアル・マドリーとは勝ち点5差

24日のラ・リーガ第26節、バルセロナはホームでのヘタフェ戦に4-0で勝利した。

ジローナがここ3試合でわずか1勝で、レアル・マドリーは前節ラージョ戦に1-1引き分け……その一方で自分たちはセルタ戦で2-1の劇的勝利を果たし、チャンピオンズリーグ・ナポリ戦(1-1)でもこうパフォーマンスを披露。バルセロナはチャビ監督が退任を発表して以降、最も勢いに乗りつつある。

このヘタフェ戦、GKテア・シュテーゲン、DFクンデ、アラウホ、クバルシ、カンセロ、MFフレンキー・デ・ヨング、クリステンセン、ギュンドアン、FWハフィーニャ(負傷明け)、レヴァンドフスキ、ジョアン・フェリックス(負傷明け)がスタメンを務めたバルセロナは、キックオフから20分後に先制点を獲得する。

クンデのロングボールに反応したハフィーニャが、ヘタフェのDFラインで一人だけ残っていたジェネを振り切って、そのままペナルティーエリア内に侵入。左足のシュートを対角線上に沈めた。

バルセロナはその後もヘタフェのハイプレスに対して、彼らのDFラインの裏を狙う攻撃を繰り返す。鍵となったのはギュンドアンの動きで、インサイドハーフの彼がヘタフェの左CBアルデレテを引きつけて、左SBジェネと右CBガストンの間に侵入できるスペースを生み出していた(ボルダラス監督はその後、穴となっていたジェネを右SBに回してディエゴ・リコを左SBに)。そうして38分にJ・フェリックス、前半アディショナルタイムにハフィーニャがDFラインを突破したが、J・フェリックスのフィニッシュはGKソリアの好セーブに阻まれ、ハフィーニャがフリーのJ・フェリックスに送った横パスは精度を欠いて合わなかった。

後半立ち上がり、バルセロナはミジャにミドルシュートを放たれ、これがT・シュテーゲンの手とポストに当たり肝を冷やした。だがその後には、鋭い攻撃から得点を重ねていく。

チャビ監督のチームが追加点を決めたのは、53分のことだった。後方から攻撃を組み立て、ハフィーニャのスルーパスから勢いよく飛び出したクリステンセンがペナルティーエリア内右に入り込んで横パス。このボールをJ・フェリックスが右足で押し込んだ。

バルセロナはさらに62分に3点目を記録。F・デ・ヨングが自陣から勢いあるドリブルを仕掛けてギュンドアンにボールを預ける。ギュンドアンのスルーパスをエリア内で受けたハフィーニャがソリアを引きつけ、パスを受けたF・デ・ヨングの無人のゴールにボールを流し込んでいる。

安全圏とも言える得点差としたチャビ監督はその後、J・フェリックス、ハフィーニャ、クリステンセン、ギュンドアン、カンセロを次々に下げてフェルミン、オリオル・ロメウ、ヴィトール・ロケ、ペドリ、フォルトを投入していく。バルセロナは終盤もヘタフェの高いDFラインに対して縦に速い攻撃でアプローチし、後半アディショナルタイムにも同様の展開からフェルミンがダメ押しの4点目。相手のDFラインの後方にスペースがあるときにはやはり強いチャビ・バルサが、ヘタフェを相手に会心の勝利を収めている。

ここ4試合の成績を3勝1分けとしたバルセロナは勝ち点を57として、ジローナを暫定で1上回り2位に浮上。首位レアル・マドリーとの差も暫定で5に縮めている。

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