バルセロナがワイナルドゥムに関心…リヴァプールとの契約期間は来夏に満了

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】再建を目指すバルセロナ（ラ・リーガ）はロナルド・クーマン監督のオランダ代表時代の教え子であるジョルジニオ・ワイナルドゥム獲得に動くのだろうか。

バルセロナがジョルジニオ・ワイナルドゥム獲得に関心を寄せるようだが、現段階でオファーは確認されていない。『Goal』の取材で明らかになった。

12年ぶりの無冠のシーズンに終わったバルセロナは、シーズン最終戦となったチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦の歴史的大敗の後、キケ・セティエン監督を解任し、オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督を招聘。そんなオランダ人指揮官は新シーズンを前に代表時代の教え子に興味を持つようだ。

リヴァプールでプレーし、CL制覇やプレミアリーグ優勝に貢献したワイナルドゥムがそのうちの1人。同選手とクラブの契約は満了まで12カ月を切る段階で、アンフィールドのクラブは来夏の移籍金なしでの放出を望まないものの、現段階で契約延長交渉は行われていない。

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29歳のオランダ代表MFの現状をバルセロナが理解すると考えられており、中盤の戦力アップにつながる同選手の獲得に関心を寄せる。ただし、今のところ正式なオファーはリヴァプールに届けられてはいないようだ。

一方のリヴァプールは現段階でワイナルドゥム売却を検討しておらず、選手側からも退団意思の伝達はない模様。ただし、契約期間が最終年に入ったことからいずれの可能性も捨てきれない。29歳という年齢やサラリー、ユルゲン・クロップ監督のプランなど、リヴァプールは今後このような要素を評価する可能性があると予想される。また、別の要素としては獲得を目指すとされるチアゴ・アルカンタラの存在もあり、今後状況が変わる可能性も否定できない。