重傷を負ったバルセロナMFガビに対して、宿敵レアル・マドリーの選手たちも激励のメッセージを送っている。
ガビは19日のスペイン代表戦で右足前十字じん帯の完全断裂、それに伴う半月板の損傷に苦しみ、約8〜9カ月の戦線離脱を強いられることになった。
この悲劇を受けて、多くのフットボール関係者がSNSなどを通じてガビに激励のメッセージを発信したが、その中には宿敵レアル・マドリーの選手たちも含まれていた。発信者はバルセロナMFとスペイン代表のチームメートであるDFダニ・カルバハル、FWホセルだ。
クラシコではポジション的に、好戦的なガビと衝突することも多いカルバハルだが、『インスタグラム』を通じて次のようなメッセージを送っている。
「ライバルであり、チームメートであり、そして何よりも人間同士だ。友よ、もっと強くなって戻ってくるんだ。頑張ってくれ」
また重傷を負った直後のガビを抱きしめる場面もあったホセルも、同様に『インスタグラム』で「僕たちは君とともにある。かつてないほど強くなって帰ってきてくれ!」と記している。
なおスペイン『マルカ』によれば、所属選手だけでなくレアル・マドリーもクラブとしてガビにメッセージを送る予定とのことだ。同クラブはこれまでも、重傷を負った選手たちに対して激励の気持ちを表明してきた。




