バルセロナは10日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、本拠地カンプ・ノウでのガラタサライ戦をスコアレスドローで終えた。
ヨーロッパリーグを冒険する今季バルセロナがナポリに続いて対戦するのは、トルコの雄ガラタサライ。チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFデスト、アラウホ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、MFフレンキー・デ・ヨング、ニコ、ペドリ、FWアダマ、メンフィス、フェラン・トーレスを先発させている。
バルセロナはこれまで通りボールを保持して相手ゴールに迫っていたが、今回は効果的な攻撃を見せられず。ガラタサライの組織立った守備を前にただポゼッションをするだけとなり、何かアクションを起こそうにもアダマの単調な突破に頼ることになってしまった。それでも28分、直接フリーキックからメンフィスが精度の高いシュートを放ったが、これはバルセロナからのレンタルでガラタサライに在籍するGKイニャキ・ペニャの好セーブに遭う。また42分には再びメンフィスがチャンスを迎えたものの、こちらもI・ペニャの好守に阻まれた。
チャビ監督はハーフタイムにニコ、アラウホ、F・トーレスを下げて温存していたブスケツ、ピケ、デンベレを投入、さらに61分にはメンフィスも下げてオーバメヤンもピッチに立たせた。その後、より強引にガラタサライを攻め立てたバルセロナだったが、I・ペニャの冴えわたるセーブもあり迎えるチャンスを決め切れない。また78分には速攻からゴミスにネットを揺らされたものの、これはオフサイドの判定となり、肝を冷やすだけにとどまった。
チャビ監督は終盤にアダマとの交代でルーク・デ・ヨングも入れて、クロスも交えた攻撃を仕掛けたものの、結局ゴールを奪うことはできず試合終了のホイッスルを迎えることになった。なお、ガラタサライホームの2ndレグは17日に行われる。




