バルセロナのハンジ・フリック監督が、ピッチ外でも話題を振りまいているFWラミン・ヤマルについて、何も心配いらないことを強調している。
若くして“世界最高の選手の一人”に数えられるようになったヤマルは、ピッチ外においても話題に事欠かない。少し前には低身長症の人々のショーが物議を醸した大規模な誕生日パーティーが話題となったが、ここ最近にはアルゼンチンのラッパー兼シンガーソングライターのニッキー・ニコールさん（24）との交際がワイドショーなどを賑わし、さらに自身のSNSで公開したヘアエステ・フェイスエステを受けている映像も賛否両論となった。
18歳でバルセロナの10番を背負ったヤマルは、富も名声も手にしたことでフットボール選手という本分を忘れているのではないか？ 約束された将来は破られるのではないか？－－そうした指摘もされ始めた中で、フリック監督が一声あげた。
背番号10のユニフォーム着用が発表された当日、ヤマルに「明日は二部練習だ。早く寝ろ」と伝えて気を引き締めさせたというドイツ人指揮官は、今後も同選手を成長を助けていくことを誓っている。
「私のチームについて、人々がどんなことを言ったとしても気にしないさ。彼は18歳だが、ファンタスティックな選手だよ。正しく成長するように、私が助けていこう」
「とはいえ、彼はとても素晴らしい振る舞いを見せているよ」