7日のチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、バルセロナはアウェーでのインテル戦を3-4で落とし、2試合合計6-7で敗退が決定した。ハンジ・フリック監督は試合後、敗退にこそ失望しながらも、選手たちのパフォーマンスには胸を張っている。
21分にラウタロの先制点、45分にPKからチャルハノールの追加点を許したバルセロナ。後半から反撃に出ると54分にエリック・ガルシア、60分にダニ・オルモ、87分にハフィーニャとゴールを決めて一時逆転を果たした。
しかしながら後半アディショナルタイム3分、アチェルビの同点ゴールを許してしまい、試合は延長戦に突入。そして99分、フラッテージに再逆転となるゴールを決められ、バルセロナは打ち合いに敗れている。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたフリック監督は、次のような感想を述べている。
「失望している。しかし選手たちや彼らのパフォーマンスにじゃない。彼らはあらゆる手を尽くしたし、それでもこういう結果ということだ」
「私たちは敗退した。しかし来季に再び挑戦したいと思う。このクラブとファンを幸せにしたいんだ」
フリック監督はその一方で、審判の判定がインテル寄りであったとの見解を示している。
「インテルは素晴らしいチームだ。その守備は見事なもので、加えて良質なストライカーを擁しているね。審判についてはあまり話をしたくないのだが、しかし50%-50%の判定ではいつもインテルが恩恵を受けていた」
「ここから学ぼうじゃないか。これは一つの成長だ。私たちは学び続けたいと思っている。来季、またここまで戻ってきたい」
「チームが失望しているのは当たり前のことだ。だが木曜に練習を再開し、レアル・マドリーとの一戦に向けて準備を進めていきたいと思う」
フリック監督が審判について不満を漏らすのは珍しい。ドイツ人指揮官はその後に出席した試合後会見でも、同様の見解を示していた。
「50%-50%の判定は、すべてインテルが優位だった。フットボールはこういうものであり、受け入れなくてはならない。私は自分のチームを誇りに思う。ときには審判の判定は不当なものだ。それでも受け入れるべきだし、来季もう一度挑戦したいと思う」
「審判について、これ以上話すことは望まない。私のチームは素晴らしい働きを見せたし、このような結果にはふさわしくない。ただ審判については、もう話したくないんだ。自分の考えは彼に直接的に口にしたし、それをここで言おうとは思っていない」▶CL・ELプレーオフの注目試合と決勝トーナメント全試合をWOWOWで楽しもう!





