ferran torresGetty Images

選手売却が必要なバルセロナだが誰も退団望まず…ヴィラからの興味報じられるフェラン・トーレスも残留する覚悟

バルセロナFWフェラン・トーレスは、同クラブでプレーし続けることを望んでいるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

2021年の冬の移籍市場でマンチェスター・シティからバルセロナに加入したF・トーレス。将来を期待されてきた現在23歳のMFだが、チャビ・エルナンデス監督率いるチームでレギュラーの座をつかんでおらず、財政難に陥るバルセロナは彼のことを売却候補の一人に挙げているとされる。またイギリス『トーク・スポーツ』は、マテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)が加入予定となっているアストン・ヴィラが、獲得に動く可能性を報じていた。

だが『ムンド・デポルティボ』によれば、F・トーレスにバルセロナを去る考えは一切ない様子。F・トーレスもその関係者もバルセロナの売却候補に含まれていることは知りつつも、選手本人は同クラブで競争に臨んでいく覚悟を固めているようだ。

F・トーレスは2021年の冬、2022年の夏と、負傷の影響でバルセロナの練習を満足にこなせず、ぶっつけ本番のような形で公式戦に臨まなければならなかったことを残念がっている様子。そのために2023-24シーズンは、プレシーズンからしっかり練習に取り組んで、状況を逆転させることを目指すという。

F・トーレスはフットボールが状況がすぐさま一変するスポーツと考えており、自身もFWウスマン・デンベレやMFフレンキー・デ・ヨングのように、厳しい立場に追い込まれてもそこからレギュラーになれる可能性を信じているとのことだ。

その一方で、今夏選手売却の必要に迫られているとされるバルセロナは、FWアンス・ファティらほかの売却候補も退団を拒絶していると報じられており、窮状に陥っていそうだ。

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