バルセロナのハンジ・フリック監督が30日に記者会見に出席し、チェルシー移籍報道が絶えないMFフェルミン・ロペスについて言及している。
フェルミンは現在、チェルシー移籍が騒がれている。『ムンド・デポルティボ』曰く、フェルミンはバルセロナ残留を第一希望としながらも、チェルシーからの誘いを完全には断っていない模様。バルセロナはチェルシーから高額の移籍金オファーが届くならば、放出もまんざらではないそうで、すべては選手の意思次第になっているとのことだ。
ラ・リーガ第3節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦の前日会見に出席したフリック監督は、やはりフェルミンに関する質問を何度も受けることになった。ドイツ人指揮官は同選手の残留を信じていることを強調しながらも、絶対に残るとは言い切ることができなかった。
「現時点で彼はここにいる。本人と話をしたよ。私は彼が残ると確信している。が、何が起こるかは分からない。待つ必要がある」
「移籍市場がこのまま閉鎖するならば満足だ。彼に対して言いたいことは言ったよ。それは私と彼の間にだけ残されることだ」
「選手やその周囲の人々の方が、色々と分かっているのかもしれない。移籍は大きなビジネスなんだ。私は自チームのことだけに集中しているし、彼の存在に満足している。彼は重要な選手だ。ほかとはスタイルが違うし、チームにとって大きな助けとなる」
「フェルミンの様子? 私たちの残ってほしいという気持ちを彼は知っている。様子は普段通りだよ」
「フェルミンはどういう選手か? 彼はアグレッシブな選手だ。積極的に前線に飛び出し、スペースをつくることもでき、ゴールもアシストも記録する」
「彼はバルサが好きだ。彼の心はバルサと言っている。バルサこそが彼のホームなんだよ」




