14日のラ・リーガ第34節、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦を4-2で制して、4シーズンぶり27回目の同大会制覇を果たしたバルセロナ。その試合直後、同チームのコーチングスタッフ及び選手たちは、ピッチから避難することを強いられている。
地元のライバル、エスパニョールのホームでラ・リーガ優勝を達成したバルセロナ。試合終了のホイッスルが吹かれると、ベンチにいた選手たち、コーチングスタッフも全員がピッチに入り、久々の戴冠を祝っている。
だがしかし、ライバルのスタジアムでの祝勝はリスクを伴うものだった。
バルセロナの選手たちとコーチングスタッフはセンターサークル付近で手を繋いで、円をつくって回っていた。チャビ・エルナンデス監督は少し控えるよう警告していたが、その嫌な予感は的中することに。次の瞬間、スタンドからエスパニョールのウルトラスが数十人、ピッチに乱入。これを受けたバルセロナの面々は、急いでロッカールームに通じるトンネルに避難している。
なおチャビ監督はその後、『モビスタール・プルス』とのインタビューで、その出来事について次のように振り返っていた。
「祝勝は普通のことだと考えい居たが、しかしリスペクトによってロッカールームに戻らなくてはいけなくなった。ああしたことをコントロールするのは難しい。選手たちには中に入った方がいいと言ったよ」
なおエスパニョールは降格圏の19位に位置。残留圏の17位バジャドリーとは勝ち点4差となっている。


