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多くの主力を欠くバルセロナだが…レヴァンドフスキ2発とアンス&フェラン弾でエルチェに快勝!2位レアルに勝ち点15差をつける

バルセロナは1日のラ・リーガ第27節、敵地マルティネス・バレーロでのエルチェ戦に4-0で勝利した。

代表ウィーク前にクラシコを制して、2位レアル・マドリーに勝ち点12差をつけたバルセロナ。この最下位エルチェとの一戦に勝利すれば、翌日にバジャドリー戦に臨むマドリーに暫定で15差(!)をつけられる。

フレンキー・デ・ヨング、デンベレ、ペドリ、クリステンセンが負傷、ハフィーニャが出場停止と多くの主力選手を欠くチャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFクンデ、アラウホ(負傷から復帰)、マルコス・アロンソ、ジョルディ・アルバ、MFガビ(背番号は6から30に…)、エリック・ガルシア(アンカーにコンバート)、セルジ、ロベルト、FWフェラン・トーレス、レヴァンドフスキ、アンス・ファティをスタメンで起用している。

ボールを保持しながらもエルチェの5-4-1ブロックに崩し切るのに苦労したバルセロナ。しかし20分、セットプレーから活路を見出した。左サイドからのフリーキック、ジョルディ・アルバがペナルティーエリア内左に送ったボールをアラウホが頭で中央に折り返し、そこに位置していたレヴァンドフスキがトラップしてから右足のシュートでネットを揺らした。ポーランド代表FWはこれが今季ラ・リーガ16点目で得点ランク首位を走っている。

バルセロナはその後、ハフィーニャの折り返しから再びレヴァンドフスキ、さらにクンデが決定機を迎えたものの追加点を決め切れず前半を終える。なおアンカーを務めたE・ガルシアは、ポジショニングがまだ覚束ないながらもボール奪取のほか良質なパスを何本か通して、同ポジションに定着する可能性を十分に感じさせていた。

迎えた後半、バルセロナは55分に不調を引きずり続けるアンス・ファティが2点目を決めた。速攻からボールを持ち込んだ背番号10は、ペナルティーエリア手前右から右足を一閃。地を這うボールが相手GKの反応もむなしく、枠内左に収まっている。

追加点を広げたバルセロナは、その後も容赦なく得点を重ねていった。66分には前線でのガビのボール奪取からレヴァンドフスキがラ・リーガ17点目を記録し、70分には縦に速い展開からペナルティーエリア内に侵入したフェランも狙い澄ましたインサイドキックでゴール。リードを一挙4点に広げた。

チャビ監督はその後、Bチームの19歳MFアレイクス・ガリードをA・ファティとの交代でトップチームデビューさせる。終盤はエルチェの意地の攻撃を受けたバルセロナだったが、自慢の堅守で失点を許すことなく4-0のまま試合終了のホイッスルを迎え、マドリーに暫定で勝ち点15差をつけることに成功した。

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