バルセロナがパリ・サンジェルマン(PSG)FWアンヘル・ディ・マリア獲得の可能性を模索しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
来季に向けてウィングを必要としているバルセロナだが、現時点では誰も確保できずにいる。今季限りで契約が切れるFWウスマン・デンベレは、契約延長交渉にまったく進展がなく、ほぼ破談している模様。その後釜として目をつけたリーズ・ユナイテッドFWラフィーニャについても、選手自身はバルセロナ移籍を優先しているとされるが、リーズの見積もる移籍金4500〜5000万ユーロがあまりに高いハードルとなっているようだ。
バルセロナはこのために、“ローコストプラン”としてディ・マリアにも目をつけたという。今季限りでPSGとの契約が切れるアルゼンチン人FWとすでにコンタクトを取っており、獲得に興味を持っていること、どのようなオファーを提示できるかを伝えたとのことだ。
ただし、ラ・リーガのサラリーキャップに苦しむバルセロナは、まず財政状況を改善しなければ選手補強を実現できない。ディ・マリアに対してはユヴェントスからの興味も報じられているが、選手本人はバルセロナでのプレーにも前向きで、移籍先の決断をすぐ下すことなく、バルセロナの成り行きを見守る考えがあるとされる。
