Dani Olmo Spain World Cup 2022Getty Images

財政難バルセロナ、ダニ・オルモにRBライプツィヒとの契約を延長しないよう求めた模様…2024年フリーでの獲得を目論む

バルセロナはRBライプツィヒMFダニ・オルモをフリーで獲得しようと目論んでいるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

バルセロナは以前にも、16歳まで自クラブの下部組織に在籍したダニ・オルモの獲得を目指したことがあったが、カタール・ワールドカップ(W杯)開催中に新たな動きを見せていた様子。『ムンド・デポルティボ』によれば、チャビ・エルナンデス監督含めたクラブ関係者たちが、同選手と話し合いの場を持ったという。

チャビ監督らはカタールに住むあるスペイン人選手の家でダニ・オルモと話し合い、W杯でのプレーが素晴らしかったこと、自分たちが彼の帰還を歓迎していること、契約を結ぶ用意があることを伝えたとされる。そしてクラブが財政的に困窮していることもきっちり説明して、RBライプツィヒと2024年まで結ぶ契約を延長しないようにも求めたとのことだ。つまりバルセロナは2024年夏、RBライプツィヒとの契約が切れたD・オルモをフリーで獲得する考えとみられる。

ただし、この報道が事実であるとして、バルセロナの願いが叶うかどうかは現状のところ不透明のようだ。RBライプツィヒとD・オルモの契約延長交渉は停滞している様子だが、RBライプツィヒは契約延長が合意に至らない場合、今夏スペイン代表MFを移籍金4000万ユーロ前後で売却する考えとされている。

『ムンド・デポルティボ』曰く、今夏でのD・オルモ獲得にはバイエルン・ミュンヘンとレアル・マドリーが興味を示している模様。彼らにはバルセロナには支払うことができない4000万ユーロを支払う余裕が、十分にあるとみられる。

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