バルセロナDFパウ・クバルシは、現在チームの主将を務めるGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンについて言及した。
これまでバルセロナで422試合に出場し、チャンピオンズリーグ制覇や6度のラ・リーガ優勝を経験してきたテア・シュテーゲン。昨季からは主将を務めているが、今夏GKジョアン・ガルシアが加入したことなどにより、クラブ内での立ち位置や去就に注目が集まっていた。
そんな33歳GKだったが、7月25日に自身のSNSで、背中のケガを完治させるために手術を受ける必要があると発表。しかし『The Athletic』によると、この声明を発表することや明確に「3カ月離脱する」と明かすことをバルセロナ側は一切知らされておらず。一部の幹部陣は「クラブへの挑発」と激怒しており、主将の剥奪を求めていることも伝えられている。
渦中のキャプテンについて、クバルシが『as』のインタビューで言及。18歳のスペイン代表DFは、「僕らは非常に落ち着いているよ」とし、以下のように続けた。
「彼は僕らのキャプテンだ。それは光栄なことだよ。最初から僕をサポートしてくれたんだ。僕らを試合中でも鼓舞してくれる。ここで何か言いたいわけじゃないけど、僕らは彼がキャプテンでいてほしいと思っているよ。長い間ここにいるし、チャンピオンズリーグも勝ち取った。僕らにとってはNo.1なんだ」
また、同世代でもあるFWラミン・ヤマルについては「どんな試合でもやりたいようにやるね。まるで校庭で遊んでいるみたいだよ。チームにいてくれて本当に嬉しい。練習でラミンをマークするのは、大学入試より遥かに難しいよ。彼はどんなアングルからでも来るからね。大学入試は勉強だけで十分だし、うまくいったけど、(ヤマル相手には)もっとうまくできるはずなんだ」と冗談を交えながら賛辞を送った。


