『CIES』が過去10年間における移籍収支のワースト10クラブを発表した。
FIFAやUEFAなどと提携し、サッカーの統計分析を行う独立研究機関である『CIES』。今回は、2014年~2023年の欧州トップレベルで戦う各クラブの「アカデミー出身選手以外の移籍収支」を発表している。
そして、移籍収支が最もプラスだったクラブはリールに。ニコラ・ペペやヴィクター・オシムヘン、スヴェン・ボトマンらの放出などもあり、過去10年間で「+3億6800万ユーロ(約591億円)」を記録している。また、アヤックスが「+3億1700万ユーロ(約509億円)」で2位、ザルツブルクが「+2億3300万ユーロ(約374億円)」で3位となった。
一方で、過去10年の移籍収支ワーストクラブはバルセロナ。フィリペ・コウチーニョやアントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレなどの獲得もあり「-6億3100万ユーロ(約1014億円)」とダントツの結果となった。ワースト2位はチェルシーの「-4億8300万ユーロ(約776億円)」、ワースト3位はアーセナルの「-4億3600万ユーロ(約700億円)」に。ワースト10にはプレミアリーグから5クラブが入っている。
『CIES』が発表した過去10年間における移籍収支のワースト10クラブ(アカデミー出身選手は除く)
1位:バルセロナ(-6億3100万ユーロ)
2位:チェルシー(-4億8300万ユーロ)
3位:アーセナル(-4億3600万ユーロ)
4位:PSG(-4億1000万ユーロ)
5位:マンチェスター・ユナイテッド(-3億2800万ユーロ)
6位:ミラン(-2億9800万ユーロ)
7位:アストン・ヴィラ(-2億5600万ユーロ)
8位:エヴァートン(-2億5100万ユーロ)
9位:リヴァプール(-2億4900万ユーロ)
10位:ユヴェントス(-2億1900万ユーロ)
