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バルセロナ、勝利で今季CLに別れ…F・トーレス2発やパブロ・トーレの才能あふれる初得点でヴィクトリア・プルゼニを撃破

バルセロナは11月1日にチャンピオンズリーグ・グループC最終節、アウェーでのヴィクトリア・プルゼニ戦に臨み、4-2の勝利を飾った。

すでにグループ3位でヨーロッパリーグに回ることが決定しているバルセロナ。「どう今季CLに別れを告げるか」という誇りをかけた試合となるが、チャビ監督はレヴァンドフスキ、アラウホ、セルジ・ロベルト、エリック・ガルシア、クンデ、クリステンセン、メンフィスを負傷、ブスケツを出場停止で起用できず。ローテーションも採用し、GKペーニャ、DFベジェリン、ピケ、マルコス・アロンソ、ジョルディ・アルバ、MFガビ、ケシエ、パブロ・トーレ、FWハフィーニャ、アンス・ファティ、フェラン・トーレスをスタメンとしている。

バルセロナは試合開始から5分に先制点を獲得。M・アロンソのボール奪取を起点にしてアンス・ファティがシュートを放つと、相手GKの弾いたボールがゴールへと転がっていき、勢いよく走り込んだM・アロンソが枠内に押し込んだ。その後もボールを保持して攻撃を仕掛けるバルセロナは44分に加点する。ハフィーニャの浮き球のパスをペナルティーエリア内左のジョルディ・アルバが頭で内に折り返し、フェラン・トーレスが右足でネットを揺らした。

2点リードで試合を折り返したバルセロナは49分、パブロ・トーレのファウルによってヴィクトリア・プルゼニにPKを献上。キッカーのチョリにシュートを決め切られ、1点を返される。だが、その直後の54分に3点目を獲得。F・トーレスが個人突破でペナルティーエリア内に入り込み、ハフィーニャとのパス交換からシュートを沈めた。

再び2点差としたバルセロナだったが、前半から守備の緩さもチラホラ目につき、63分にまたもヴィクトリア・プルゼニのゴールを許す。自陣でボールを奪われたのをきっかけにして、チョリにヘディングシュートでこの試合2点目を決められた。

57分にJ・アルバをバルデに代えていたチャビ監督は、66分にケシエが負傷して下部組織のマルク・カサードをピッチに立たせる。そして75分、パブロ・トーレがついに初ゴールを記録。今夏ラシンから加わった19歳の新鋭は、ハフィーニャのさらなる精度高い浮き球のパスからその才能を遺憾なく発揮する。ペナルティーエリア手前左、右足でそのパスを巧みに前へと転がしてドリブルを開始し、エリア内に侵入するや否や左足のシュートをネットに突き刺した。ただP・トーレはこのプレーで負傷してしまい、ストレッチャーで退場することに。チャビ監督は代わりに下部組織のアルバロ・サンスを入れたほか、ハフィーニャをデンベレに代えている。

バルセロナは終盤、幾度かヴィクトリア・プルゼニの決定機も許したものの、さらなる失点を許すことなく試合終了のホイッスルを聞いた。今季CLに勝利で別れを告げている。

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