Gerard Pique Barcelona Bayern Munich Champions League 2021-22Getty

ピケ、バイエルン戦0-3完敗に…「これが現実。今の僕たちはこういう僕たちということだ」

14日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第1節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのバイエルン・ミュンヘンに0-3で敗れた。DFジェラール・ピケは試合後、バイエルンが優れていることを認めながらも、自チームに伸び代があることも強調している。

前半にFWトーマス・ミュラーに先制点を決められ、後半にはFWロベルト・レヴァンドフスキに2ゴールを許したバルセロナ。自分たちの攻撃はほとんど通じず、2シーズン前の2-8大敗ほどではないにしても、バイエルンに明らかな力量差を見せつけられている。

しかしながら試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたピケは「これが現実」としながらも、シーズン中に状況が変化する可能性を示唆している。

以下に続く

「この結果は大袈裟だとは思う。ホーム戦だし、悪い結果には違いないが、でも試合を振り返れば前半は競い合っていたよ。彼らは跳ね返ったボールで先制点を決めた。そして後半、僕たちにとって0-2とされたのは痛かった。自分が心に残すのは18歳の若手たちが次々とピッチに立ち、戦いに臨んでいたことだ」

「まあ、これが現実だよ。今の僕たちはこういう僕たちということだ。でもシーズンが進めば負傷中の選手たちが戻ってくる。とても困難なシーズンであるとしても、僕はこのチームがしっかりと競い合っていくことを確信している。確かに今日は相手の方が上だった。でも今のバルセロナはとても若い選手たちがベースにあるんだ。彼らが経験を積んでいき、シーズンの終わりにどうなるのかを見てみようじゃない。現時点では(バイエルンのようなチームと)差があるかもしれないが、でも僕たちにはアンス・ファティ、ウスマン(・デンベレ)、クン(セルヒオ・アグエロ)だっている。彼らのような前線の選手たちも戦力に加えられれば、より競争的になれるはずだ」

「率直に言わせてもらえば、現在の僕たちは本命のチームには入っていないだろう。でも、そうなる必要だってないのさ。過去の僕たちは、本命として扱われてもタイトルに届かないことがあった。後方からスタートして、シーズン最後に状況が変わることが、どうしてあり得ないと言える? 昨季、チェルシーを本命に挙げていた人はいなかったろう……。フットボールは凄まじいスピードで変化する。精神的なスポーツなんだよ。僕たちはバルサであり、言い訳はしたくない。でも僕は、タイトルを争いながらシーズンを終えることを確信しているんだ」

広告