Camp NouGetty Images

バルセロナ、カンプ・ノウ復帰は来季開幕にも間に合わず?予定より10カ月遅延の可能性

バルセロナ本拠地カンプ・ノウの改修工事は、来シーズンの開幕に間に合わない可能性が高まっているようだ。

収容人数を10万5000人に増やすことを計画し、2023年6月に始まったカンプノウの改修工事。ジョアン・ラポルタ会長はクラブ創立125周年の昨年11月29日に間に合わせるために拡大規模を減らして再開する目標を語っていたが、結局実現せず。その後は2月、4月と目標時期が次々と遅れていたが、3月にはソシオ宛のメールで今季中の復帰を断念したことが発覚している。

そして、カンプ・ノウ復帰は来シーズンの開幕にも間に合わない模様。『The Athletic』によると、バルセロナは今年9月の復帰を目標としており、ラ・リーガに対して復帰の準備を整えるまではアウェイでの試合開催を要請することを検討しているようだ。ラ・リーガ側は過去にも試合日程に関して柔軟な対応を求められており、当初バルセロナは今季前半にカンプ・ノウへの復帰を予定していたため、シーズン後半にホームゲームを増やすことを許可されている。

一方で、現在ホームゲームで使用しているモンジュイックの賃貸契約は5月に終了する予定。同施設では、6月~9月にかけてガンズ・アンド・ローゼスやBLACKPINKなど複数アーティストのコンサートも予定されている。そのため、バルセロナは市議会と同スタジアムの賃貸契約を延長することも検討しているようだ。

なお、今回の報道通りカンプ・ノウの復帰時期が今年9月になれば、当初の予定よりも10カ月以上遅延することになる。現在抱えている選手登録問題は、カンプ・ノウのVIP席売却によって大幅な改善が見込まれているとも伝えられてるが、復帰はいつになるのだろうか。

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