Xavi HernandezGetty Images

カディスに敗れたバルセロナ、チャビ「怒っている。私たちはラ・リーガにアディオスを告げてしまった」

バルセロナは18日にラ・リーガ第32節、本拠地カンプ・ノウでのカディス戦に臨み、0-1で試合を落とした。チャビ・エルナンデス監督は試合後、敗因として「ボールがゴールに入らなかった」ことを挙げている。

MFペドリも負傷で欠いたバルセロナは、右ウィングのFWウスマン・デンベレを中心とした攻めを見せたがカディスの堅守を崩しきれず。後半立ち上がりにFWルーカス・ペレスの先制点を許してしまい、このリードを最後まで守り切られてミッドウィークのフランクフルト戦に続く敗戦を喫した。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたチャビ監督は、次のような感想を述べている。

「ボールがゴールに入らなかったね。私たちは多くのチャンスをつくったよ。カディスの組織力は素晴らしかったし、セルヒオ(・ゴンサレス監督)はとても良い仕事をしている。私たちはチャンスを決め切れず、彼らが決め切ったことで試合のリズムはさらに遅くなってしまった」

連勝が7でストップしたバルセロナは、首位レアル・マドリーに勝ち点15差をつけられることになった。1試合未消化ではあるが、逆転優勝ではなくチャンピオンズリーグ出場権獲得が現実的な目標となりそうだ。チャビ監督も、そのことを受け止めている。

「チャンピオンズ出場という目標は無傷のままだ。今週はとてもひどかった。早くダイナミズムを変えなくてはならない。私たちは自らシーズンを難しくしている。こういったミスを犯すことはできないんだ。私たちは簡単にミスを犯している。良い攻撃も良い守備も見せていない。相手GKは素晴らしいパフォーマンスを見せた。もっと競争的にならなければ」

「私たちは憤りを感じている。チャンピオンズ出場権を争うチームと差をつけるための絶好の、黄金のチャンスを逃し、ラ・リーガに実質的にアディオスを告げてしまった。私は怒っているよ。もっと、断固たる決意を持ってプレーしなくてはならない。いずれにしても、責任者は私だ」

この試合のカンプ・ノウの応援団席は、フランクフルト戦で同チームのファンが押し寄せたことへの抗議のために、空席となっていた。

「明日、ラポルタがあの出来事について説明をすることになっている。私たちにはサポーターが必要だ。次の試合では彼らが私たちに寄り添ってくれることを願っている。バルセロニスモをかつてないほど団結しなくてはならない。少なくとも、来季チャンピオンズに出場するために」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0