Joao Felix Barcelona 2023-24Getty Images

バルセロナがベティスに5発大勝!天才J・フェリックスが加入後初得点を決め、フェランはメッシ以来となる直接FK弾を記録

16日のラ・リーガ第5節、バルセロナはホームでのベティス戦で5-0の大勝を収めた。

ミッドウィークにチャンピオンズリーグが開幕し、22日間で7試合という今季初の過密に日程に取り組むバルセロナ。その初戦となるベティス戦、チャビ監督はヤマルやギュンドアンをベンチに置き、GKテア・シュテーゲン、DFカンセロ、クンデ、クリステンセン、バルデ、MFガビ、オリオル・ロメウ、フレンキー・デ・ヨング、FWフェラン・トーレス、レヴァンドフスキ、ジョアン・フェリックスを先発で起用している。

立ち上がりからボールを保持したバルセロナは、F・デ・ヨングのゲームメイク、左サイドのバルデの突破を起点にして先制点を狙う。そして25分、バルセロナ加入後初先発を果たしたメニーノ・デ・オロ(黄金の少年)、J・フェリックスの初得点でスコアを動かすことに成功した。

O・ロメウのクロスをペナルティーエリア内左で受けたJ・フェリックスは、右足でシュートを狙ったがミートできず。しかし、そのこぼれ球を自ら拾って巧みにコントールすると、飛び出してきたGKルイス・シウバを引きつけつつながら、無人のゴールにボールを押し込んでいる。

J・フェリックスがゴールの際に見せた柔らかなボールタッチは、その天才性を感じさせるものだった。だがポルトガル人FWは32分、今度はボールにタッチしないことで、バルセロナの追加点を導き出している。クリステンセンが縦パスを送ると、ペナルティーエリア手前に位置していたJ・フェリックスはこれをあえてスルー。彼の股の下を通って、ベティスのDFラインも通過したボールをレヴァンドフスキが右足で叩き、枠内に押し込んだ。バルセロナはJ・フェリックスの活躍、加えてベティスの反撃に遭った際にはT・シュテーゲンの好セーブも飛び出して、2点リードで試合を折り返した。

後半、バルセロナは62分に追加点を獲得。次に点を決めたのは、スペイン代表含め今季84分間で4得点を決めるなど、驚異的な得点率を誇るフェランだ。ついに先発の座をつかんだ同選手は、ペナルティーエリア手前の直接FKから、壁の外を通って曲がるグラウンダーのシュートでネットを揺らした。なおバルセロナが直接FKからゴールを決めたのは2021年5月のバレンシア戦以来のこと。最後の得点者はメッシだった。

チャビ監督はリードを3点に広げた直後にO・ロメウ、J・フェリックス、フェランを下げてギュンドアン、ハフィーニャ、ヤマルを投入。そして66分には4点目も記録する。ペナルティーアーク手前でレヴァンドフスキから横パスを受けたハフィーニャが、体を巧みにひねりながら左足からシュートを繰り出し、枠内右にボールを収めている。

バルセロナの勢いはその後も衰えず、82分にはカンセロも加入後初得点を記録。深い切り返しでミランダをかわしてペナルティーエリア内に侵入すると、右足のシュートでゴールを陥れた。マニータ(5得点)を達成したバルセロナは、ベティスのゴールを最後まで許さず、無失点のまま大勝劇を完遂。今季成績を4勝1分けとして、翌日にレアル・ソシエダ戦に臨むレアル・マドリーに暫定で勝ち点1差をつけて首位に浮上した。

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