マンチェスター・シティMFベルナルド・シウバは現在、バルセロナがアクションを起こすことを待っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
『ムンド・デポルティボ』曰く、B・シウバの代理人ジョルジュ・メンデス氏はバルセロナに対して、このポルトガル代表MFが今夏での同クラブ加入を強く希望していることを伝えた。過去にもB・シウバを求めたとされるチャビ・エルナンデス監督は、バルセロナ首脳陣からの獲得の提案に問題なくOKを出したとされている。
現在B・シウバは、バルセロナが獲得の動きを見せることをただひたすらに待っており、PSGやサウジアラビアなど他クラブからの誘いには一切耳を傾けていない様子という。ただし同選手は他クラブとの交渉やシティが後釜を獲得する時間的猶予を考慮し、夏の市場が閉鎖する直前までバルセロナを待つことはしないようだ。
このために、できるだけ早く獲得に動かなければならないバルセロナだが、今夏B・シウバの移籍金を支払う余裕はもちろんない。そのためシティに対しては買い取り義務付きのレンタル移籍を提案する考えで、その準備を進めているとみられる。
シティがこの提案にどんな反応を見せるかは不透明だが、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長、デコ(スポーツディレクター)とシティのジョゼップ・グアルディオラ監督、フェラン・ソリアーノCEO、チキ・ベギリスタインFD(フットボールディレクター)は旧知の仲であり、その関係性は交渉合意への後押しになりそうだ。
なおグアルディオラ監督は以前、バルセロナ移籍を望んでいたB・シウバに対して、もし全員が満足するオファーが届けば退団を認めると約束していたとされる。その”満足するオファー”の移籍金額は、昨季の段階では8000万ユーロと見積もられていたようだ。




