aubameyangGetty Images

ベルナルド・シウバ獲得資金がほしいバルセロナ、F・デ・ヨングではなくオーバメヤンをチェルシーに売却か

バルセロナがFWピエール=エメリク・オーバメヤンを売却する可能性が浮上している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

先の冬の移籍市場で、アーセナルからフリーでバルセロナに加わったオーバメヤン。今夏バルセロナは大型補強を敢行してFWロベルト・レヴァンドフスキらを獲得したが、選手本人は数週間前に「バルサでとても幸せだ」と同クラブでプレーし続ける意向を表し、チャビ監督も重要な戦力と捉えていた。しかしながら、状況は変わりつつあるようだ。

『ムンド・デポルティボ』によれば、オーバメヤンに対してはチェルシーが興味を示している模様。曰くボルシア・ドルトムントで同選手を指導したトーマス・トゥヘル監督が獲得を熱望しており、好条件の契約にとどまらずレギュラーの座を保証する考えも示しているとのことだ。現在、チェルシーの仲介人であるエウヘニオ・ボタスがバルセロナに滞在し、マテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)やジョルディ・クライフSD(スポーツディレクター)と話し合いを行なっているという。

チャビ監督の要望によって、マンチェスター・シティMFベルナルド・シウバの獲得を目指しているとされるバルセロナは、獲得実現のためにMFフレンキー・デ・ヨングをマンチェスター・ユナイテッドに売却する考えとみられていた。しかしF・デ・ヨングがプレシーズンにベンチメンバーになろうとも退団を拒否し、ラ・リーガ開幕節ラージョ戦でも途中出場から精力的なプレーを披露したことで、バルセロナは“プランB”の一つとしてオーバメヤン売却も考慮し始めたようだ。

バルセロナはフリーで獲得したオーバメヤンをチェルシーに売却することで、少なくとも移籍金2500万ユーロを手にできる模様。ただし『ムンド・デポルティボ』によると、B・シウバの獲得オペレーションに立ち向かうためには、オーバメヤン売却だけでは不十分で、そのためラージョ戦で招集外となったDFセルジーニョ・デストの放出も鍵を握ることになりそうだ。

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