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2シーズン連続でCL敗退&EL行きのバルセロナ、バイエルンに誇りを示せず0-3完敗…ビッグマッチには一度も勝てず

26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第5節、バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンは3-0でバイエルンの勝利に終わった。

この試合の直前に行われたインテル対ヴィクトリア・プルゼニは2-0でインテルが勝利。この時点でバイエルンの続きインテルのCL決勝トーナメント進出、そしてバルセロナの2シーズン連続となるCL敗退及び3位でのヨーロッパリーグ挑戦が決定している。

たとえ敗退が決まっていようとも、ここ最近の好調ぶりをバイエルン相手にも継続して、誇りを示したいチャビ・バルセロナ。だが、ドイツの盟主を相手にして、再び厳しい現実を突きつけられることになった。

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バルセロナはボールを保持しても打開のアイデアを欠き、ただただデンベレの個人突破に依存(そして突破もことごとく止められる)。そして10分、余裕の試合運びを見せるバイエルンが、速攻から先制点を記録した。ハーフウェーライン付近、ニャブリのスルーパスからマネがバルセロナの高く設定されたDFラインを突破。背後から取りすがろうとするベジェリンを物ともせず進んでいくと、GKテア・シュテーゲンを目前にダイアゴナル・ランで角度をつけてシュートコースをつくり、冷静なフィニッシュでボールを枠内に転がしている。

バルセロナは失点後もDFラインが高くボールを持っているだけの低調なパフォーマンスに終始。すると31分、バイエルンが再び速攻からゴールを決めた。ライン間を走るニャブリのスルーパスにシュポ=モティングが抜け出し、T・シュテーゲンを股抜きシュートで破っている。

2点のビハインドを負ったバルセロナは44分、レヴァンドフスキがペナルティーエリア内でデ・リフトに倒されたとしてPKを獲得。だがVAR介入後、このファウルは取り消された。前半は0-2のまま終了。迎えた後半、バイエルンは55分に浮き球から最終ラインを突破したニャブリがネットを揺らしたものの、これはオフサイドの判定でゴールと認められなかった。

チャビ監督はフェラン・トーレス、ハフィーニャ、アンス・ファティ、パブロ・トーレと次々に攻撃的選手を入れ、カンプ・ノウもチャンピオンズ敗退にも0-2というスコアにもめげずチームを応援し続けたが、1点を返すこともできないまま時間は経過。そして後半アディショナルタイム5分、セットプレーの流れからパヴァールにもゴールを決められ、バイエルンにとどめを刺されている。バルセロナの枠内シュートは、0本だった。

第2節同様にバルセロナを下したバイエルンは、勝ち点を15としてグループステージ首位通過を決め、チャビ・バルセロナはバイエルンにもインテル(1分け1敗)にも一度も勝つことができずELに回ることになった。

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