RaphinhaGetty Images

バルセロナ、ハフィーニャ弾でビルバオに勝利!レアル・マドリーとの勝ち点9差を維持したままクラシコへ

12日のラ・リーガ第25節、バルセロナは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に1-0で勝利した。

検察当局に審判買収疑惑について起訴されたことで、大きな騒動を巻き起こしているバルセロナ。このアスレティック戦の前日会見で「会長からはフットボールに集中してくれと言われている」と語っていたチャビ監督は、GKテア・シュテーゲン、DFセルジ・ロベルト、クンデ、クリステンセン、バルデ、MFガビ、ブスケツ、フレンキー・デ・ヨング、FWハフィーニャ、レヴァンドフスキ(負傷明け)、フェラン・トーレスをスタメンとして、いつもの4-4-3システムを使用している。

一部のアスレティックサポーターがバルセロナに対して「2部へ! 2部へ!」と叫び声を上げる異様な雰囲気の一戦。ピッチ上ではサン・マメスでの試合らしく、体と体が激しくぶつかり合う“男らしい”戦いが繰り広げられる。ファウルに次ぐファウルの頭に血が上りそうな展開で、ほかとは度胸の桁が違うガビに至っては、今にも蹴られそうなボールに地を這いながら頭から突っ込み、危険なプレーでファウルを取られている。

その中でバルセロナは17分、F・デ・ヨングの絶妙なスルーパスからレヴァンドフスキが最終ラインを突破したが、シュートは飛び出したGKアギレサバラに阻まれる。対してアスレティックは32分、ラウール・ガルシアがヘディングシュートでゴールをうかがったが、これはクロスバーに直撃した。

そして46分、スコアが動いた。先制したのはバルセロナ。ペナルティーエリア手前でルーズボールを拾ったブスケツがエリア内右にスルーパスを出して、これを受けたハフィーニャが右足のシュートでネットを揺らした。線審はオフサイドフラッグを上げたが、ヒル・マンサーノ主審はVAR介入後にゴールを認めている。ハフィーニャは今季公式戦9得点目。

後半、バルセロナは51分にクロスからレヴァンドフスキがヘディングシュートを放つが、これは惜しくも枠を外れて追加点ならず。その後はボールを持てるときには保持して、アスレティックの反撃を受けるときには堅守でそれを跳ね返していった。チャビ監督は69分に1枚目の交代カードを切り、F・トーレスを下げてケシエを投入する。

79分にはムニアインがペナルティーエリア手前から精度の高いシュートを放つが、T・シュテーゲンが横っ飛びで弾き、バルセロナは何とか失点の危機を免れる。また終盤になるとサン・マメスの声援を受けるアスレティックの攻勢が目立つようになり、87分にはカウンターから最終ラインを突破したイニャキ・ウィリアムズがネットを揺らした。が、これは事前のプレーでムニアインのハンドがあったとして、ヒル・マンサーノ主審はゴールを取り消している。

バルセロナはその後、アスレティックにペナルティーエリア内で3回連続でシュートを放たれたが、T・シュテーゲン、クンデ、途中出場マルコス・アロンソが次々と死に物狂いの好守を見せてゴールを許さず。虎の子の1点を最後まで守り切って、今季11回目のウノセロ(1-0)勝利を実現している。連勝の同チームは2位レアル・マドリーとの勝ち点9差を維持したまま、次節ホームでのクラシコを迎えることになった。

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