23日のラ・リーガ第22節、バルセロナは敵地メンディソロサでのアラベス戦に1-0で勝利した。決勝点の起点となったDFジョルディ・アルバは、スペイン・スーパーカップのクラシコ、コパ・デル・レイのアスレティック・ビルバオ戦の敗北から勝ち星を取り戻したことに満足感を表している。
アラベスの守備を崩す攻撃のアイデアを欠き続けたバルセロナだったが87分、J・アルバの浮き球のパスからFWフェラン・トーレスが最終ラインを抜け出し、折り返されたボールをF・デ・ヨングが押し込み先制。このリードを守って勝ち点3を獲得している。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたJ・アルバは、次のような感想を述べている。
「感覚的には良い。僕たちはもっとチャンスを生み出さなきゃならない。主導権を握りはしたけど、チャンスを生むためにはもっと落ち着いて、スペースを広げないといけない。僕たちはクオリティーのある選手たちだ。最悪な敗戦の後に、良い姿勢は見せられたと思う。もっと早く勝負を決めないと、苦しむことになるけどね」
J・アルバはここ最近の敗戦において、パフォーマンスが低調だと批判を受けていた。そのことに関して問われると、こう返答した。
「もう何年も前から指差されていると感じている。初めて起こったことじゃない。すべての批判を受け入れるよ。悪い試合を演じれば、指摘されるべき選手が指摘される」
「自分は批判よりも、敗退に傷ついている。批判は受け入れるよ。良い試合を演じれば自分のことは話題にならず、この前の試合みたいなプレーを見せれば殺されるんだ。それが当たり前のことだし、受け入れるよ」
「批判については気にしていない。僕は誰からもプレゼントをもらうことなく、ここで10年を過ごしているんだ。敗戦すればベテランが指を差されることになり、勝てばそういうことにはならない。ベテランはあらゆるところにいるが、まるでバルセロナにしかいないみたいだ」




