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バルセロナ、デンベレの復活で代役だったアダマ・トラオレの買い取りOP行使せず

バルセロナはどうやら、FWアダマ・トラオレの買い取りオプションを行使することなく、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに返すようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

トラオレは先の冬の移籍市場で、契約延長交渉の破談で戦力外扱いとなったFWウスマン・デンベレの代役として、レンタルによってバルセロナに復帰。バルセロナは今季終了後、この下部組織出身FWを3000万ユーロで買い取ることができたが、同オプションは行使しないとみられる。

バルセロナが買い取りオプションを行使しない理由は、チャビ・エルナンデス監督率いるチームの中でトラオレの序列が低くなっているため。加入当初こそ右ウィングとして重用されていた同選手だが、紆余曲折あってデンベレが再び戦力に数えられるようになると、徐々にレギュラーの座を奪われてベンチが定位置となった。そればかりか1日のラ・リーガ第34節マジョルカ戦(2-1)ではデンベレが扁桃腺炎の影響でベンチスタートとなったものの、チャビ監督はMFフェラン・トーレスを右ウィング、FWメンフィス・デパイを左ウィングとしてトラオレを起用せず。挙句の果てには前日練習に参加しなかったデンベレが最後の15分間プレーし、トラオレはウォームアップも命じられずベンチに座り続けていた。

バルセロナはチャビ監督が絶対的に信頼しているデンベレとの契約延長交渉をすでに再開させており、反対にトラオレとは今季限りで別れを告げることになりそうだ。

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