バルセロナは、来夏の移籍市場でアヤックスDFノゼア・マズラウィの獲得を目指しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
マンチェスター・シティFWフェラン・トーレスなど、この冬の市場での補強を目指すバルセロナだが、夏の補強も視野に入れているようだ。そしてその獲得候補の中には、今季限りでアヤックスとの契約が切れるマズラウィが含まれているという。
オランダで生まれながらモロッコ国籍のマズラウィの代理人はミノ・ライオラ氏。バルセロナのジョアン・ラポルタ会長とライオラ氏は、MFペドリが栄冠を手にした先のゴールデンボーイ授賞式で、FWアーリング・ハーランドのほかこのアヤックスの右サイドバックについても話し合ったとみられている。
DFセルジーニョ・デストを売却する可能性も噂されるバルセロナは、マズラウィのプレーを追い続けていたようだ。今季マズラウィは攻撃面での貢献が目覚ましく、エールディビジでは4ゴール2アシストを記録。またチームがグループステージ6戦全勝を収めたチャンピオンズリーグでは全試合で先発し、1ゴールをお膳立てしている。
今季限りでのアヤックス退団を望んでいるともされるマズラウィに対しては、そのほかの欧州のビッグクラブも興味を示しており、バルセロナはそうした競合相手に先んじて獲得を決めることを目指しているようだ。


