23日のラ・リーガ第2節、バルセロナは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦を3-2で制した。
2シーズンぶりに1部復帰を果たしたレバンテの本拠地シウターに乗り込んだバルセロナ。同スタジアムでは過去2回ラ・リーガ優勝を決めた経験がありながらも、ここ5試合では2勝2分け1敗と負け越しており、相性はそこまで良くない。
フリック監督はGKジョアン・ガルシア、DFエリック・ガルシア、アラウホ、クバルシ、バルデ、MF後列カサド、ぺドリ、前列ヤマル、ハフィーニャ、ラッシュフォード、FWフェランを先発で起用している。
前半、バルセロナは14分にレバンテの先制を許す。マヌ・サンチェスのサイドチェンジを起点にイバン・ロメロにシュートを沈められた。
その後、レバンテの堅守をなかなか崩せず、フェランがバー直撃のシュートを放つなどゴールが遠いバルセロナは、前半アディショナルタイムにも失点。カウンターからモラレスにシュートを放たれると、これがバルデのハンドを誘発してPK判定に。モラレス自身がシュートを決め切り、レバンテがリードを2点として試合を折り返している。
フリック監督はハーフタイムに動き、ラッシュフォードとカサドを下げてオルモとガビを投入。迎えた後半、バルセロナはCKを起点として立て続けにゴールを決めることに成功した。まず49分、ショートコーナーからペナルティーエリア内でボールを受けたぺドリが、言葉通り右足を一閃。アウトサイド回転がかった強烈な勢いのボールが、枠内右に飛び込んでいる。さらに51分にはハフィーニャのCKをペナルティーエリア内のフェランが足で押し込み、後半の早い時間帯に同点に追いついた。
攻勢を続けるバルセロナが三度レバンテの守備を崩したのは、91分のことだった。右サイドのヤマルが左足でレバンテの意表を突くように、ふわっとしたクロスをペナルティーエリア内に送ると、これがエルゲザバルのヘディングによるオウンゴールを誘発した。バルセロナは2点ビハインドをひっくり返し、見事ラ・リーガ開幕2連勝を果たしている。なおヤマルは最後のゴール場面だけでなく、試合を通してレバンテの脅威になり続け、ファン投票によるラ・リーガのマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
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