Xavi HernandezGetty Images

バルセロナ、クラシコ勝利も守備的だったと批判を受ける…チャビ「サッカーを分かっていない。レアルが1-0で勝ったらスペインの祭日になる」

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バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、1-0で勝利した先のクラシコで、自チームのパフォーマンスが守備的だったとの批判に反論している。

コパ・デル・レイ準決勝のファーストレグ、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に1-0で勝利したバルセロナ。主力選手を複数欠いた状況もあり、オウンゴールで先制後には後方に引いて守ることを強いられ、最終的に35%のポゼッション率で、マドリーに枠内シュートを1本も許さず試合を終えている。

ただポゼッションフットボールを自分たちの哲学とするバルセロナだけに、守備的なパフォーマンスに終始したことには賛否両論が巻き起こっている。5日のラ・リーガ第24節、本拠地カンプ・ノウでのバレンシア戦を前に会見に出席したチャビ監督は、批判に対して次のように反論した。

「喧騒はいつだって存在する。このクラブはバルサなんだ。私たちは落ち着いているし、改善しなければいけない部分があることも理解している」

「チーム内部ではレアル・マドリーのプレッシャーを受けて、望んでいたようにポゼッションができなかったことについて分析を行なっている。強敵が相手であれば、試合を支配されるときだってあるんだ。私たちは60、70、80パーセントのポゼッション率を求めているが、しかし相手もプレーしているのであり、彼らが支配することだってあるんだよ」

「私たちはボールなしで並外れたプレーを見せたが、それは望んでいたことではなかった。私たちはボールとともにプレーを創造したい。あのスーペルコパの試合のようにね。しかし相手だってプレーしているのであり、ボールを持たされることだってあるんだ」

「どうやら、大きな騒動となったようだね。バルサは世界で最も難しいクラブであり、レアル・マドリーに1-0で勝利しても納得させることができない。反対ならば、ナショナルデーになるというのに」

「バルサでは勝利して、さらにプレー内容でも納得させなくてはいけない。それこそが私たちの目標となる。ただ、私たちが対戦したのはラ・リーガ、チャンピオンズリーグ王者であり、前からプレッシングを仕掛けられれば、もちろん難しい展開になる」

「これはフットボールを理解しているかどうかという問題だ。私たちに後方に引いて守るプランはなかったが、レアル・マドリーにそうさせられたということだ。それがフットボールというものなんだよ」

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