Brazil_Rodrygo_Goes(C)Getty images

ベイルがEU圏外3枠から外れたレアル・マドリー、ロドリゴの残留が確定。

MFガレス・ベイルをEU圏内枠の選手として扱えることになったレアル・マドリーだが、これにより救われたのはFWロドリゴであるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

EUから離脱したイギリスの選手であるベイルは今季よりEU圏外枠を占める予定だった。だがスペイン政府のスポーツ上級委員会はラ・リーガ、スペインフットボール選手協会、スペインフットボール連盟が2020年末に合意した、2020年12月31日までに契約を交わしたイギリスの選手は契約終了までEU圏外枠に含まれないという取り決めの延長を認めている。

FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンのブラジル人3選手がEU圏外枠を占めていたレアル・マドリーは、ベイルがEU圏外枠となれば誰かを放出する危険にさらされていた。そしてその一人は、ロドリゴになる予定だったという。『マルカ』は次のように記している。

「今回の合意がなかった場合、マドリーは(EU圏外3枠)にベイル、ヴィニシウス、ミリトン、ロドリゴと4選手を数えることになった。レイニエル、何より五輪で素晴らしい印象を与えている久保も忘れてはならないが」

「昨季終盤に飛躍を遂げたミリトンはラモスとヴァランの放出によって定位置をつかみ、ヴィニシウスもアンチェロッティにとって固定の選手だ。チームの外に追いやられる危険があったのは、ロドリゴだった」

ベイルがEU圏外枠を占めないことで、ロドリゴはその真価を証明する権利を得たようだ。若手選手としては破格の移籍金4000万ユーロでレアル・マドリーに加わったロドリゴにとって、今季は同クラブでの3シーズン目の挑戦となる。トップチームの選手として正式に登録された昨季の記録は33試合2ゴール8アシストと、26試合で7ゴールを決めた2019-20シーズンよりも劣っていた。今季は本格的なブレイクを果たすことが期待されている。

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