現ウェスト・ハム指揮官デヴィッド・モイーズが、マンチェスター・ユナイテッド時代の逸話を語っている。
2013-14シーズン、勇退した名将アレックス・ファーガソン監督の後任としてユナイテッドを率いたモイーズは2013年当時、トッテナムのギャレス・ベイルをマンチェスターに呼び寄せようとしていたようだ。
モイーズは18日に控えているトッテナム戦を前にした会見で、次のように語った。
「私がユナイテッドを率いることになって、最初にほしいと思ったのがベイルだった。ユナイテッドにはジョージ・ベストやライアン・ギグスのように、優れたドリブラーがけん引してきたという歴史もあったからね」
「ただ、ベイルを獲得したかったがそれは実現しなかった。その時点ですでにレアル・マドリー行きの話が進んでいたんだ。それをなんとかジャックできないかと狙っていたが、彼はスペイン行きを決断した」
モイーズはマンチェスター・Uを率いたものの、結果として13-14シーズンのみで解任となり、ルイ・ファン・ハールにその座を明け渡すことになった。そのうえでモイーズは、マンチェスター・Uではなくレアル・マドリーへと新天地を求めたベイルの判断は正しかったと説いている。
「でも結果としてそれは正しい判断だったと言えるだろう。その後UEFAチャンピオンズリーグを4度も制したわけだからね。素晴らしいキャリアを送ることができている」
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