Stefan-Bajcetic(C)Getty Images

リヴァプール期待の20歳MF、ザルツブルクからラス・パルマスへ…レンタル先変更が発表

リヴァプールは31日、ザルツブルクへレンタルしていたU-21スペイン代表MFステファン・バイチェティッチが、ラス・パルマスへ今季終了までの期限付き移籍で加入することを発表した。

現在20歳のバイチェティッチ。セルビア人の父とスペイン人の母の間に生まれ、地元ビーゴのセルタ下部組織で成長すると、2021年1月にリヴァプールのアカデミーに加入した。翌年8月にはトップチームデビューを果たすと、これまで公式戦22試合に出場。しかし大ケガによる長期離脱もあり、出場機会を減らしていた。

そんなバイチェティッチは昨年夏、リヴァプールのアシスタントコーチを務めていたペピン・リンダース氏が監督に就任したザルツブルクへレンタル移籍。オーストリアの強豪でリーグ戦12試合、チャンピオンズリーグ6試合、カップ戦1試合に出場した。しかしリンダース監督の解任などの影響もあり、本人がレンタル先を変更したいと要請したことも報じられていた。

そして31日、バイチェティッチのザルツブルクへのレンタル移籍は半年で終了となり、ラス・パルマスへの期限付き移籍が決定した。契約期間は今季終了まで。買取オプションは付帯していない模様。ラ・リーガで現在15位と残留争い中のチームで、活躍を目指すことになる。

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