ビジャレアルMFアレックス・バエナが、レアル・マドリーMFフェデ・バルベルデ及びその家族に暴言を吐いたことを改めて否定した。
8日のラ・リーガ第28節レアル・マドリー対ビジャレアル(2-3)終了後、バルベルデは地下駐車場でバエナのことを待ち受け、顔面を殴打するなど暴行を加えたとされている。スペイン『マルカ』が紹介したバルベルデ関係者の主張によれば、同選手はコパ・デル・レイのベスト16、ビジャレアル対レアル・マドリー(2-3)でバエナに倒された際に「さあ泣けよ。お前の息子は産まれてこないぞ」と、流産の可能性があった自身の子供に関する暴言を耳にしたという。そして今回のラ・リーガの一戦でも似たような言葉を浴びせられて、暴行に及んだとのことだ。
しかしながらバエナは、そうした暴言を吐いたことを否定し続ける。9日に警察当局に対して被害届を提出した同選手は、その翌日に声明を発表。バルベルデ関係者の主張が虚偽のものと説いている。
「先の土曜日、レアル・マドリーとの試合終了後に僕は同業者から暴行を受けた。その出来事の後、その人物の関係者と推定される人々の発言が紹介され、自分がある家族の苦しみを願ったと話していた」
「しかしそれから、僕を非難するための証拠は何一つ公開されていない。それは暴行を正当化するために不幸を利用したということであり、打撃を与えるよりも痛ましい嘘が存在している」
「現在、僕の家族が受けている被害は、埋め合わせられるものでも正当化できるものでもない。脅迫、侮辱、さらには家族の死までも願われている」
「昨日、僕は警察にこの件について訴えた。正義の手に委ねよう。今、僕が抱える唯一の目標は、自分の仕事に集中して、クラブの目標達成を助けることだけだ」




