20231128 Yukinari Sugawara(C)Getty Images

直接FK含む2ゴール!絶好調の菅原由勢、日本代表への想い「日本は最高に美しい国。誇りに思う」

AZの菅原由勢は、フォレンダム戦で加入後初の2ゴールを挙げて勝利に貢献。インタビューで喜びを語った。

17日に行われたエールディヴィジ第26節で、AZは敵地でフォレンダムと対戦。22分にダニ・デ・ウィットのゴールで先制すると、30分には菅原がラッキーな形で追加点をマークする。後半にはエヴァンゲロス・パヴリディスが3ゴール目を奪い、さらに76分に菅原が直接FKを沈めてこの日2点目をマーク。最後までフォレンダムに反撃を許さなず、4-0で快勝している。

3日のスパルタ・ロッテルダム戦(2-2)で今シーズン初ゴールをマークし、前節にはアシストを記録、そしてフォレンダム戦では2ゴールを挙げるなど、直近の3試合で4ゴールに関与する菅原。試合後にオランダ『ESPN』でゴールなどを振り返った。

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1点目は相手DFに当たってゴールインし、困惑したような表情を見せていたが「ディフェンダーがボールに触ったけど、ゴールに入ったのでラッキーでした。毎回シュートを打つべきですし、そうすれば得点できると思います」としつつ、狙ったシュートではないと明かしている。

また、直接FKを決めた2点目については「(壁の前でスフェン・マイナンスが指でサインを送っていたことについて問われ)見ていました。相手GKを難しくさせたかったですし、GKはボールが見えなければ動いたり、読んだりできないので。練習もたくさんしていました。練習があったからこそ完璧にできましたし、最後の瞬間は自分自身を信じるだけでした」と話し、2ゴールを挙げた喜びを語っている。

「とてもうれしいです。でも、決して完璧な試合ではなかったです。後半の最初は上手くプレーできていなかったので、これを教訓にしないといけません。完璧を求めるのなら、すべての場面から学ばないといけません。この試合に満足した選手はいないと思います。僕たちは取り組み続け、良くならないといけないと思います」

また、4点のリードで迎えた終盤にフォレンダムDFブライアン・プラットとひと悶着あった場面についても問われると、「試合後に色々言うことは簡単ですけど、あの場面で彼はかなり強く僕を押してきました。彼はそうすべきではなかったですし、僕も壁にぶつかり、痛い思いをすることもなかったです。あの場面で負傷していれば大きな問題になっていました。サッカーではこのようなことも時にはありますし、僕は受け入れないといけないですけど、試合の終盤に彼はすべきでないことをしましたし、僕もそう言いました。でも僕は2ゴールを決めましたし、3ポイントを持ち帰ることができました」と説明している。

インタビューで日の丸が描かれたスリッパを履いていたことをインタビュアーから指摘されたると、「日本は最高の国で美しい国でなので、誇りに思っている」と話し、今週末後から始まる代表ウィークに向けてもコメントしている。

「僕たちには難しい相手との2試合があります。難しい試合になると思うのでしっかりと準備しないといけません。でもサッカーにおいて簡単な試合はないですし、代表戦はプライド対プライドなので、いつだって勝利するのが難しいです。これから長距離移動や時差の影響もあるので……。(インタビュアーから長距離移動を望んでいないのではと問われ)100%の状態を作るのは難しいですけど、これが僕たちの仕事です」

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