国際サッカー連盟(FIFA)は、アイメリク・ラポルテがスペイン代表としてプレーできることを承認した。
マンチェスター・シティでプレーするフランス・アゲン出身のラポルテは、これまでユース年代でフランス代表としてプレーしたものの、ワールドカップを制したA代表でプレー経験なし。これまでにディディエ・デシャン監督率いるチームへの思いを明かしていた同選手だが、現状からEURO2020に出場する可能性は低いと考えられていた。
そんな中、曾祖父母がバスク人であるラポルテは、今週初めにスペインの市民権を取得。そして、今夏の大会を前にスペインサッカー連盟(RFEF)はFIFAに必要書類を提出し、同選手の国籍変更の承認を待っていた。
そして14日、FIFAは声明の中で「アイメリク・ラポルテは即座にRFEFの代表チームでプレーすることが可能」と声明を発表。この決定により、同選手はEURO2020でラ・ロハのユニフォームに袖を通す可能性がある。
なお、FIFAは昨年から代表チーム変更に関するルールを改定。21歳までに国を代表して3試合以上に出場していない、ワールドカップや大陸トーナメントに出場していないことが代表チーム変更の条件となっている。
