ミャンマー戦でハットトリックを達成した日本代表FW上田綺世について、オランダメディアも大きく注目している。
2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦で、ミャンマーと対戦した日本代表。先発した上田は11分にヘッドでネットを揺らすと、前半終了間際と後半開始早々にもネットを揺らし、ハットトリックを達成。66分までのプレーで、5-0の圧勝に大きく貢献した。
そんな上田だが、今季からオランダの強豪フェイエノールトへ加入。しかしメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスとのポジション争いから、公式戦での先発は1試合にとどまっていた。そうした中で日本代表戦で見事な結果を出したことに、『De Telegraaf』は大きく注目している。
「ロッテルダムでは出場時間が不足しているため、日本代表でパフォーマンスを発揮する必要があった。上田綺世は、ゴールへの嗅覚に何の問題もないことを証明するためにたった11分しか必要としない。それから60分以内にさらに2点を加え、5-0の大勝に大きく貢献している」
「フェイエノールトでは、得点王のヒメネスの後継者として期待されており、大きな責任を背負っている。メキシコ代表FWが来夏に多額の移籍金で海外へと去る場合、彼がその後を引き継ぐだろう」
「ロッテルダムでの先発がない場合、上田は代表チームで自分の実力を示さなければならない。すでに9月のドイツ代表戦でもネットを揺らして頭角を現していたが、このミャンマー戦のハットトリックでさらに実力を証明している」
日本代表はこの後、21日にシリアと対戦する。
