セルクル・ブルッヘで好調を維持する日本代表FW上田綺世について、ベルギー『LE VIF』が賛辞を送っている。
今季からセルクル・ブルッヘでプレーする上田。シーズン序盤はドミニク・タールハンマー前監督の下で9試合で2ゴールと苦戦が続いていた。しかしシーズン途中から指揮を執るミロン・ムスリッチ監督の下では、21試合で12ゴールを記録。特に直近のリーグ戦7試合で6ゴールを奪うなど、エースとしてチームを牽引している。
そんな24歳FWに対し、『LE VIF』は「ベルギー国民にもそれほど注目されていない選手に焦点を」としつつ、「(セラン戦で)上田は再び輝きを放った。一部の人間には知られていないが、純粋なファンには大人気の36番は週ごとに輝きを増している」と賛辞を送った。
「非常に活発で技術レベルも高い上田は、セルクルでその地位を確立しつつあり、すでにジュピラーリーグに轟いている」
「掴みどころがなく、常に動き回ってパスの出どころに気を配っている。セルクルがリーグで最もスルーパスからチャンスを作るチームの1つであることに不思議はない。この日本代表は計64本のシュートを放っており、これはリーグ3番目の数字だ」
「ムスリッチの就任によって上田は水を得た魚のように躍動している。特にワールドカップ後には最高の準備を整えた。スリリングな展開が予想されるトップ8争いにおいて、セルクル最大の武器である」
現在8位と、激しいプレーオフ2争い真っ只中のセルクル・ブルッヘ。初年度でエースに成長した上田だが、チームを目標達成に導けるだろうか。


