ジュピラーリーグは20日にヨーロッパ・プレーオフの第4節が行われ、セルクル・ブルッヘは敵地でヘントと対戦した。
前節はホームでヘントに0-4と完敗したセルクル・ブルッヘは、敵地でのリベンジマッチへ挑んだ。第2節ウェステルロー戦で2本のPKを沈め、リーグ戦20ゴールに到達して得点ランキング2位につけている上田綺世も先発している。
激しい攻防が繰り広げられる中、セルクル・ブルッヘは18分に速攻からデンケイが豪快なボレーシュートを叩き込んで先制に成功。そのままリードを保って前半を折り返したが、後半開始早々にオーバンに同点弾を奪われる。
それでも70分、セルクル・ブルッヘは再び勝ち越しに成功。ボックス内での接触でデンケイが倒されてPKを獲得すると、キッカーを任されたのは上田綺世。日本代表FWは冷静にGKの逆側を突き、大きな勝ち越し点を奪った。なお、上田綺世にとってこれが今季21ゴール目となっている。
大きなリードを奪ったセルクル・ブルッヘは、72分にもビッグチャンスを作るもデンケイのシュートはポストに直撃。ダメ押しとなる3点目が遠い。すると85分、GKのロングキックから速攻を許し、抜け出したオーバンのシュートはGKが弾いたが、こぼれ球から最後はカイペルスにゴールを叩き込まれた。試合はこのまま終了し、2-2のドロー決着となっている。
これで勝ち点30となったセルクル・ブルッヘだが、ヨーロッパ・プレーオフの首位ヘントとの差は「8」に。残り2試合でヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場の可能性が消滅、ヘントが出場権を獲得している。
なおこの日も得意のPKを成功させた上田綺世は、今季21ゴールに到達。しかし、首位カイペルスも同じ試合でゴールを奪ったため(23ゴール目)、その差「2ゴール」は変わっていない。




