オランダ『ESPN』のジャーナリストは、夏のフェイエノールトの補強に疑問を呈している。
昨季エールエディヴィジを制したフェイエノールト。今年夏の移籍市場では、クラブ史上最高額(報道では1000万ユーロ)で上田綺世を獲得するなど、総額3600万ユーロを費やす積極的な補強を行って新シーズンを迎えた。しかし、リーグ戦では首位PSVに10ポイント差をつけられており、チャンピオンズリーグでも2勝3敗でグループステージ敗退が決まった。
そんな中、『ESPN』のシンクレア・ビショップ記者はフェイエノールトの補強に言及。現時点で夏の獲得選手でレギュラーに定着したのがケルヴィン・ステングスだけだと指摘しつつ、以下のように語っている。
「フェイエノールトのシーズンスタートは素晴らしかった。だが、基本的には毎試合新加入選手が先発するのは1~2人だけ。昨シーズンから9人の選手がチームの骨格を維持したままである。チャンピオンズリーグで敗退したことは批判的に見る必要がある」
「フェイエノールトは夏に多額の資金を費やした。(ラミズ)ゼルキ、(ルカ)イヴァンシッツ、(オンドジェイ)リングル、そして上田。だが、彼らはまだレギュラーの価値があると証明できていない。チームを良くできる選手だとは思うが、現時点では主に昨季も在籍した選手に依存している。(獲得した選手は)成長し続けているので、もっと簡単にプレーできるはずだ」
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