オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督は改めて国に対して、サポーターのスタジアム入場許可を求めた。豪州『ブリスベン・タイムズ』が伝えている。
オーストラリアは12日、W杯アジア最終予選で日本代表と対戦。12連勝をかけて臨んだが、終了間際の失点で1-2と敗れた。アーノルド監督は試合後の会見で観客の存在が大きかったことを明かしつつ、母国でもファンがスタジアムに集うことのできる環境を求めた。
「NSW(ニューサウスウェールズ)州では80%以上の人がワクチンを接種しています。次の試合まではまだ4週間あるので、スタジアムへのファンの入場を許可することで私たちを助けてほしいと思います」
以下に続く
これまで行った過去12試合では11試合をアウェーで戦っているオーストラリア(※ホーム扱いの試合でも第三国で開催)。アーノルド監督は「政府にはこの冒険の手助けをしてほしい」と求める。
「1か月前、当時緊急事態宣言であった日本では5000人の渡航が許可されていたが、今夜は1万5000人入っていた。我々にはそれが必要だ」
サポーターの重要性を強調したアーノルド監督。政府への願いは届くのだろうか。