2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は19日、グループCの第6節が行われ、バーレーン代表とオーストラリア代表が対戦した。
現在1勝3分1敗のオーストラリアが勝ち点差わずか1の最下位バーレーンと激突。同試合の前に行われたインドネシアvsサウジアラビアではインドネシアが勝利したため、グループCは勝ち点6が4チームが並ぶ大混戦に。オーストラリアは勝利すれば勝ち点で突き抜けられる好機となっている。
試合は開始わずか40秒にネットが揺れる。バーレーン側のGKへのバックパスをカットしたイェンギが、冷静にゴールへ決めてまさかの形でオーストラリアが先制する。
その後は後半中盤までスコアが動かず。75分、バーレーンが左サイドでスローインを獲得すると、その展開からアブドゥルジャバーがロングシュートを放つ。これが決まってスコアが振り出しに戻った。さらに直後の77分にはアブドゥルジャバーまたもネットを揺らしてバーレーンが一気に逆転する。
それでも、オーストラリアも意地を見せる。アディショナルタイムにゴール前での混戦からこぼれにイェンギが反応。劇的な展開で再び引き分けに持ち込んでタイムアップとなった。
オーストラリアは勝ち点を7に積み上げて2位をキープ。3位~6位は勝ち点6で4チームが並ぶという超大混戦となった。次節は3月20日に行われ、バーレーンはアウェイで日本代表と激突。オーストラリアはホームでインドネシア代表と対戦する。


