オーストラリアサッカー連盟は23日、トニー・ポポヴィッチ新監督の招聘を発表した。
2018年に就任したアーノルド監督の下、2022年ワールドカップではラウンド16まで進んだオーストラリア代表。2026年ワールドカップでも躍進が期待されたが、9月に始まったアジア最終予選で1分け1敗と厳しいスタートに。すると9月のインターナショナルウィーク終了後、アーノルド監督の電撃辞任が発表されていた。
10月には再びアジア最終予選の戦いが迫る中、後任人事に大きな注目が集まっていたが、23日にポポヴィッチ新監督の就任が決定。現役時代にサンフレッチェ広島やクリスタル・パレスなどでプレーし、広島時代には日本代表の森保一監督ともチームメイトだった51歳指揮官が指揮を執ることになった。
オーストラリアやトルコ、ギリシャなどで指揮官経験を積んだポポヴィッチ新監督。初陣は10月10日のアジア最終予選・中国戦となり、15日には埼玉スタジアム2002で日本代表と激突する。