Eriksen InterGetty

インテルSDがトルコ代表MF獲得とエリクセンの関連語る「復帰へ一緒に戦うが、準備する義務もある」

インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)がイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今夏の補強について言及した。

新シーズンからシモーネ・インザーギ率いる新体制が発足するインテル。今夏の移籍市場では、ミランと契約切れとなったトルコ代表MFハカン・チャルハノールをフリーで獲得。続いてサッスオーロに所属するイタリア代表の新星FWジャコモ・ラスパドーリに関心を示し、代理人と接触していたことが報じられた。しかしインテルSDは、サッスオーロFWの獲得が実現できる状況にないことを明かした。

「彼はイタリア中で評価されている選手。下部組織に所属していた頃から知っている。それに今は代表チームでもプレーしているので、もう少しの間、サッスオーロでプレーすることになるだろうと思う。(サッスオーロのCEO)ジョヴァンニ・カルネヴァーリは頑固なタイプなので、簡単に売却に応じることはないだろう。彼らがラスパドーリは今年非売品だと考えている上、今の攻撃陣は現在すでに満員であり、正直言って真剣にラスパドーリを獲得できるような状況にもない」

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またインテルSDは、EURO(ユーロ)2020の試合中に倒れたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに言及した。

「チャルハノールの獲得は、エリクセンの特殊な状況もあって実現した。クラブとしてチームの準備をしておかなければならない義務がある。我々はクリスティアンを待っている。長い道のりになるだろうが、我々がサポートし、一緒に立ち向かって行きたい。復帰までに必要な時間を十分に与えるつもりだ。しかし、インテルとしてクラブの利益も考えなければならない。だからあのとき、チャルハノールのフリーでの獲得というメルカートのチャンスをつかんだんだ」

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