20230207_Aubameyang(C)Getty images

超大型補強の影響でCL登録外も…オーバメヤン、MLS移籍拒否で残留へ。チェルシー監督も「伝えることはない」

チェルシーFWピエール=エメリク・オーバメヤンは、噂されたMLS(メジャー・リーグ・サッカー)への挑戦を断ったようだ。

昨年1月にアーセナルと契約を解除し、バルセロナへ加入したオーバメヤン。ラ・リーガ17試合で11ゴールと活躍を見せていたが、ロベルト・レヴァンドフスキ加入の影響もあって昨夏にチェルシーへの移籍を選択した。しかしプレミアリーグ11試合で1ゴールと結果を残せず、さらに冬の超大型補強の影響もあり、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントでは登録外に。厳しい立場に追い込まれている。

そんなガボン代表ストライカーにはMLSのロサンゼルスFCが関心を示しており、チェルシー側とレンタル移籍に向けて交渉を行っていたことも伝えられていた。それでもイギリス『テレグラフ』によると、オーバメヤンはチェルシー残留を希望。33歳でMLSへ移籍するのは「正しいタイミングではない」と考え、オファーを断ったようだ。

またグレアム・ポッター監督は、10日の会見で「どの選手も自分の置かれた状況を理解すべきで、敬意を持って接するべきだ。その上でどのような行動を取るかは本人次第。彼は素晴らしい振る舞いを見せてくれた。(前節フラム戦の欠場は)正直に話して、時間を与える必要があったからだ」と明かし、移籍について「伝えることは何もない」と否定している。

一方で『テレグラフ』は、オーバメヤン側は今季終了後の移籍市場で獲得に関心を示すヨーロッパのクラブが存在することを認識しているとも伝えている。そのため今季終了まではチェルシーに残留し、夏に新クラブを探すことが予想されているようだ。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0