アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、DFチャーラル・ソユンジュがミスを繰り返していることについて、自身に責任があることを強調した。
今夏、レスター・シティからフリーでアトレティコに加入したソユンジュ。シメオネ監督はここ最近、同選手に出番を与えているが、その成果は芳しくない。
ラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオ戦(0-2)、先発したソユンジュは不用意なファウルでPKを献上してしまい(PKキッカーのサンセトは失敗)、ハーフタイムにヒメネス交代。さらに第4節延期分セビージャ戦(1-0)では66分から途中出場したものの、その3分後にのかかとを踏みつけて一発退場を命じられた。
失態を繰り返しているソユンジュは、一部アトレティコサポーターから批判の対象となっているが、シメオネ監督は責任が選手にはないことを強調する。
アルゼンチン人指揮官は『DAZN』とのインタビューで、ソユンジュに適切な出場時間を与えられていなかったと、反省の言葉を口にしている。
「チャーラルの身に起こっていることについて、責任は私にある。彼は強靭なフィジカルを持つ選手だが、その強みを生かして、いつも相手のプレーを先んじて潰そうと試みる。私たちはそんな彼に、試合のプレーリズムに慣れさせるほどの出場機会を与えてこなかった」
「チャーラルは練習で素晴らしいプレーを見せているが、しかし練習と試合はまた異なるんだ。彼の退場は、出場時間を与えられなかった私たちの責任でもある。チームと試合のプレーリズムに適応させ、もっと良い感覚でプレーできるように私たちが仕向けるべきなんだ。私たちが十分な出場時間を与えてこなかったということなんだよ」


