25日のラ・リーガ第26節、アトレティコ・マドリーは敵地パワー・ホース・スタジアムでのアルメリア戦に2-2で引き分けた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、アウェーでつまずき続ける理由と責任が、自分だけにあることを強調した。
キックオフ直後の2分にFWアンヘル・コレアが先制点を決めたアトレティコだが、その後低調なパフォーマンスを続けていると、27分にMFルカ・ロメロにミドルシュートを突き刺されてスコアをタイに戻される。57分には今度はMFロドリゴ・デ・ポールがゴールを決めて勝ち越したが、64分に再びルカ・ロメロにネットを揺らされて同点で試合を終えた。
アトレティコにとっては、アウェーでの新たなつまずきとなった。本拠地シビタス・メトロポリターノでは12勝1分けと圧倒的な強さを誇っている同チームだが、アウェーでは4勝3分け6敗と散々な成績。極端なほどのアウェーの弱さが足を引っ張って、5位アスレティック・ビルバオとの勝ち点差は暫定3と、来季チャンピオンズリーグ出場に黄信号が灯っている。
シメオネ監督はアルメリア戦後、アウェーでの成績の悪さについて言及。すべての責任を背負っている。
「私からできる唯一の説明は、監督が練るアウェー戦のゲームプランがダメということだ。それ以外の解釈は存在しない。私たちは多くの試合で、多くの勝ち点を失ってきた。責任はいつだって監督にあるんだ」
「2失点の場面で、私たちは脆弱だった。守備がソリッドではない。良かったのはチャンスを手にしたことだが、しかし守備面の改善は必要で、同様にチャンスもつくり続けなくてはならない」
「守備面の仕事は、チームとしての連帯の意思次第だ。同様にデュエルに勝利していくことも守備の向上につながる。私が選手たちに求めていくことは、彼らがすでに示してきたことにほかならない。彼らの力を引き出せると確信しているよ」
「いずれにしても、チームの発するエネルギーは素晴らしかった。彼らは状況を逆転させようとしていた。私は選手たちと死ぬまで一緒だ」




