アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、ラ・リーガの審判がプレーを過剰に止めているとの見解を示した。
9日のラ・リーガ第28節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦を前に会見に出席したシメオネ監督。アルゼンチン人指揮官はその場でラ・リーガとプレミアリーグの審判の違いについて言及し、前者の方が簡単にファウルを取るとの考えを述べた。
「ラ・リーガの退場のしやすさについて? 私たちはいつも同じような経験をしている。イングランドのレフェリングの方がもっとダイナミズムがあり、接触プレーも容認している。接触プレーなど永遠に存在し続けるものなのだからね」
「翻ってラ・リーガは、私たちがそうとは思えないプレーまでファウルにする。とても単純なプレーですぐさまイエローカードを提示し、だから2枚目のイエローがすぐそこまで迫ることになる」
「私たちは自分たちがどんなリーグにいるかを解釈し、共存することを迫られるわけだ」
アトレティコは前節ベティス戦で値千金の決勝点を決めたFWアンヘル・コレアが、母親の逝去によって不在。ラージョ戦の参加は不透明となっている。
「アンヘルの家族に敬意を払いたい。彼とその家族を無条件に支持させてもらう。彼は多くの人々が経験する辛い時期を過ごしているんだ。家族と一緒にいることが最善なのだろう」




